どうも、あるビバです！
４大ホワイトスピリッツのひとつウォッカは、クリアでスムースな味わいのものが多く、いろいろな材料と相性が良いです。
おうちカクテルをするなら１本は持っておきたいベーススピリッツですね。
みなさんおうちカクテルでウォッカのカクテルを飲んでみたいけど、どれを選べばいいの？
ウォッカはスーパーや酒屋さんごとに置いてあるラインナップがけっこう異なっていて、値段も1,000円ぐらいから3,000円以上のものまで幅があります。
こうなってくるとどれが定番かもよくわからなくなってきますし、価格帯もどれぐらいのものを選べばいいか迷ってしまいますよね。
ネットでランキングを調べてみても、登場する銘柄はそこそこ似通っているものの、やはりバラつきがあります。
そこで、本サイトのモットー手軽に気軽におうちカクテルに乗っ取り、価格に基準を設けて1,500円ぐらいまでで買えるウォッカをあるビバが飲み比べ、感想を正直に申し上げるので選ぶ際の参考にしてください。
最後には、初めて買うのにおすすめのウォッカも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
ホワイトスピリッツやリキュールはお店によって価格にそこそこ差がありますので、ネット販売を含めお店によっては1,500円以下では買えないものもあるかもしれませんが、ご了承ください。
ウォッカってどんなお酒？
初めにウォッカってどんなお酒なのか、簡単に説明します。
日本の酒税法上はスピリッツに分類される。大麦、小麦、ライ麦、ジャガイモなど穀物を原材料とし、蒸留後、白樺の炭で濾過して作る。このため、エタノール成分を除けばほぼ無味無臭無色である。ただし、フレーバー（フレーバード、フレイバード）・ウォッカのように、香味が付けられているものも存在する。
出典 ウィキペディア
ウィキペディアではこのように説明されています。
ウォッカを大きく分類すると
- ピュア・ウォッカ
- フレーバード・ウォッカ
のふたつに分けられ、単に「ウォッカ」という場合は、ピュア・ウォッカのことを指していると思ってほぼ間違いないです。
カクテルレシピにおいても、ウォッカとあればピュア・ウォッカを使用すると考えて問題ありません。
ウィキペディアでも説明されているように、ウォッカは無味無臭・特徴が無いといった表現をされることがしばしばありますが、そんなことはありません。
ウォッカ（ピュア・ウォッカ）は確かにクリアな酒質かつ香味等をつけないため、どの銘柄も香りと味わいのほとんどはエタノールからくるアルコール感がほとんどを占めますが、ちゃんと銘柄ごとに差があります。
ウォッカレビュー
スミノフ
スミノフは、写真のほかスミノフブルー、スミノフブラックとラインナップがあり、スタンダードな赤色のものをスミノフレッドなどど呼ぶことがありますが、正式には単に「スミノフ」という名称です。
このスミノフはウォッカが置いてあるお店であれば、ほとんどのお店で取り扱いがあると思います。
お店ごとに取り扱いが異なることが多いウォッカの中で、唯一、定番と呼べる商品かもしれません。
あるビバテイスティングします
アルコール臭はライトかつ抑えめです。
その他の香りはほとんど感じないクリアな印象ですね。
味についてもライトな印象で、ほんのりと甘みを感じますが後味はアルコール感と刺激があります。
オレンジジュースで割ると、アルコール感をあまり感じさせないスムースな飲み口です。
全体として軽快な印象で飲みやすいです。
他の材料をじゃましないので、どんな材料とも合わせられるオールマイティなウォッカです。
アブソルベント
アブソルベントはスーパーやスピリッツ類の取り扱いが少ない酒屋さんではあまり見かけないと思います。
ラベルが似ているので分かりづらいですが、実はアルコール37.5％と40％のものがありまして、本レビューは40％のものになります。
あるビバテイスティングします
アルコール臭はライトな印象ですが、しっかりと香ります。
そのほかの香りはほとんど感じないですね。
味わいは雑味が無くクリアですが、アルコール感があり刺激も感じます。
オレンジジュースで割っても良い意味でしっかりとアルコール感が残ります。
全体を通してクリアな印象ですが、お酒らしさ（アルコール感）はしっかりと腰を据えているので、度数が低いカクテルでもアルコール感をしっかりと感じたい人に特におすすめできると思います。
アブソルート
アブソルートはネットのランキングでもよく上位にランキングされている人気の高いウォッカです。
そのためか比較的取り扱いっている店舗も多いように感じます。
あるビバテイスティングします
アルコール臭は少し重たく感じます。
キツいとか刺激臭とかネガティブなものではなくて、ややどっしりとしたイメージです。
アルコール臭のすぐ後に熟した果実のような甘い香りも上がってきます。
公式の商品説明でもほのかにドライフルーツの香りが漂うと紹介されています。
口に含むとほとんどアルコール感がありません。喉を通るときですらスムースです。
味わいにも熟した果実やナッツのような甘さを感じます。
オレンジジュースで割ると香り味ともに意外にもオレンジの酸味を心地よく引き出してくれました。
軽やかでエレガントな印象ですね。
全体として香りも味わもエレガントなウォッカだと思いますので、ピュア・ウォッカにも華やかさを求める人におすすめします。
ストリチナヤ
ストリチナヤは店頭で見かける機会は少ないかもしれませんが、大きめの酒屋さんやスピリッツに力を入れているお店ならよく見かけるウォッカです。
750mlのほか500mlもラインナップされていて、並べて置いてないと初見では取り違えるかもしれないので、お値段確認する際は容量も合わせて確認することをおすすめします。
あるビバテイスティングします
アルコール臭は重いですね。刺激臭とかネガティブなものではなく、重厚なイメージです。
重厚さを甘さと言い換えてもいいかもしれませんが、個人的には甘い印象の香りは拾えませんでした。
口に含んだ瞬間はスムースで甘みを感じます。アルコール感はほとんどしないですね。
喉を通るときにアルコール特有の刺激を感じます。
オレンジジュースで割るとオレンジの香りがより上品に感じます。
味わいもお酒の存在は感じるものの、アルコール感というよりはオレンジジュースに深みが増したような印象です。
アルコール感は控えめですが、重厚感があるので、カクテルに厚みが欲しいけどアルコールの刺激は少なくていいという人は気に入るかなと思います。
初めてのウォッカはどれが良い？
おすすめはスミノフです！
紹介した４つともどれも美味しいウォッカですので、ご自身の手に入りやすさや購入価格で選んでも失敗は無いと思います。
その中でも特にスミノフはクセがなくどんなカクテルにも柔軟に対応できると思うので、初めてのウォッカとしておすすめします！
スミノフから始めてウォッカが好きになったら他のウォッカも手に取ってみてくださいね。
＼初めてにおすすめのウォッカはこちらです／
