どうも、あるビバです!
2023年4月に発売された「ジャックダニエル&コカ・コーラ」
世界中で飲まれているジャックコーク(ジャックダニエルのコーラ割り)がジャックダニエルとコカコーラのブランドで発売されるということで、発売前からSNSなどでも話題になっていました。
これまでも缶入りのウイスキーコーク(ウイスキーのコーク割り)は発売されてきましたが、やはりコークの味わいがなかなかコカコーラに近づけないということで、コカコーラ好きからは支持を得にくかったと思います。
そこに満を持して登場したのが「ジャックダニエル&コカ・コーラ」というわけです。
そりゃあコカコーラ好きのお酒好きは騒ぎますよね笑
この記事ではそんな話題の「ジャックダニエル&コカ・コーラ」とジャックダニエルとコカコーラで作る「ジャックコーク」の味の違いをレビューしていきますので、最後までチェックしていってください!
飲む前にラベルを比較
「ジャックダニエル&コカ・コーラ」とコカコーラの成分表示を見比べると、カフェインの有無に違いがありますね。
(ウイスキーについてはジャックコークを作る際に混ぜ合わせるのでいったんスルーします。)
なぜ「ジャックダニエル&コカ・コーラ」にはカフェインが入っていないのか?
おそらくですが、カフェインとアルコールの同時摂取は推奨されておらず、アルコールの酔いに気付きにくくなるとか、カフェインの分解が遅れカフェイン中毒を起こしやすくなるとか言われています。
とりあえず健康には良くなさそうですね。
(おいおいジャックコークやばいんじゃん!と言われそうですが、昔から飲まれているものですし、多量じゃなければ大丈夫なんだと思われます。)
完成した商品として販売するにあたっては、アルコール飲料にカフェインを含むのは難しいといったところなのでしょう。
ちなみにカフェインの味は苦味とのことなので完璧に同じコカコーラで作られているとは言えないかも?
飲み比べ!
ジャックコークの作り方
ジャックコークはジャックダニエル&コカ・コーラのアルコール度数7%に合わせて次のレシピで作ります。
- グラスに氷を入れてアイシングします。(グラスを氷で冷やします。)
- ジャックダニエル30mlをグラスに入れ、ステアして冷やします。
- コカコーラ140mlを氷に当てないように注ぎ、軽くステアして完成!
美味しく作るポイントの詳細やアルコール度数の計算についてもっと知りたい人はこちらの記事もどうぞ!
ジャックコークをテイスティング
独特の薬草感のある苦味とコカコーラ由来の甘み、適度なアルコール感にほんのりとジャックダニエルの風味。
味の振り幅は大きいですが、味わいはひとつにまとまった美味しいカクテルですね!
ただ、コカコーラやジャックダニエルの単体の味からはちょっと想像しにくい味わいです。
「ほぼコカコーラ!」みたいな味ではないので、コカコーラ好きの人がコーラのお酒みたいなものをイメージして飲むと少し戸惑うかもしれません。
ジャックダニエル&コカ・コーラをテイスティング
缶から直接いただきます
一口いただくと…おぉ!
かなりジャックコークに近い味わいです!
若干ですが独特の苦味と甘味が少し強いように感じます。
これは缶から直接飲む(氷を入れていない)ことで、冷やしていたとはいえ多少なりとも温度が高いことが原因かもしれません。
アルコール感も少し弱まっていますね。ジャックコークでもかなり弱めだったので、ほぼ皆無レベルになっています。
グラスに注いでいただきます
缶から直接いただいたものより独特の薬草感と甘味は少し弱まりました。
グラスに注ぐことで香りは広がっているはずなので、やはり温度変化によるものが大きいと思います。
それでもジャックコークより薬草感と甘味は強いので、人によっては「濃い」と思われるかもしれません。
それにしても缶入り飲料でここまで本家のカクテルに近い味わいを再現するのは、さすが本家ブランドのコラボレーション商品といった感じです。
まとめ
ジャックダニエルの約40%がコカコーラなどのコーラ飲料と一緒に飲まれているとも言われる定番の飲み方ジャックコーク。
そんな超定番カクテルをRTDで販売して大丈夫なのだろうか、飲んでガッカリしない?と個人的には思っていましたが、飲んでびっくりしました。
かなりの再現度!
というか、グラスに冷蔵庫の製氷器で普通に作った氷を入れて、雑に作ったジャックコークと比べるなら缶の方が美味しいまであるレベルです。
家飲みやBBQでの缶アルコールに新しい選択肢が増えて嬉しい限りです。
けど、ちょっと気になるのが1缶220円という価格。
缶アルコールとしては少しお高めの価格設定だと思います。
そこで最後にジャックコークの1杯(350ml相当)あたりの価格を調べて終わりにしようと思います。
{(2400円÷700ml×30ml:ジャックダニエル)+(50円÷250ml×140ml:コカコーラ)}÷(170ml:出来上がり量)×350ml ≒ 270円
なんと!
缶入りの方が安い!笑
これはすごいですね。材料の市場価格を考えれば1缶300円とかで販売してもいいような気がしますが、きっと色々あるのでしょうね。
ただユーザー側としてはありがたい話しです。
ジャックコークとジャックダニエル&コカコーラ、飲み比べてみると面白いですよ。