どうも、あるビバです!
サントリーから発売されたビアボール。
炭酸水で割って飲むことを前提とした新感覚のビールです。
そう、これビールなんです!
私はてっきりリキュールとかのジャンルになるのかなと思っていたのですが、アルコール度数16%のれっきとしたビールとして販売されています。
ですので、ビアボール自体にも炭酸が含まれています。
公式ではもちろん炭酸水で割って飲むのが1番プッシュされていますが早速いただいてみて、あるビバは思いました。
これ単に炭酸水で濃いめ薄いめとかを楽しむだけじゃもったいないな…!
そこで、おうちカクテルでのビアボールの楽しみ方をいろいろ試してみたので、商品紹介と併せてご紹介します!
商品紹介
パッケージ
まずはパッケージからご紹介します。
私が買いに行ったときは店頭にはこの限定グラス付きのものしか陳列されていませんでしたが、ビアボール単品の小売希望価格と同じ値段だったので、数量限定のキャンペーンだと思います。
ありがたくグラスをいただきました。
セット内容
専用グラスはビアボールのロゴに合わせて少し水色がかっています。
デザインは飲食店で提供される際のグラスのデザインとよく似ています。
(飲食店でビアボールを飲んだことがないので全く一緒かは分かりません、すみません。)
グラスのメモリは、
- グラスに氷がめいっぱい入った状態で
- お好みの点線まで炭酸水を入れて
- ビアボールと書いてある実線までビアボールを注ぐ
という作り方で使用することになります。
普段お酒から先に入れて作るのに慣れすぎていて、点線までビアボール入れるのかと思い、「多すぎるやろ!」とひとり悩んでしまいました笑
基本の楽しみ方
炭酸水割り(1:3)
まずはサントリーさんが定番でおすすめとしている1:3の炭酸水割りからいただきます。
ハイボールとビールの中間みたいな飲み物だという第一印象を受けました。
味わいはビールに近いけど、泡がほとんどなく苦味も弱いことから口当たりや炭酸感といった部分ではハイボールのようです。
ハイボールを好んで飲んでいる人が飲むと、ビールとは違った印象で美味しいと感じるかもしれません。
さすがサントリーさんですね…!
ビールとして考えるならかなりあっさりめなビールという感想です。
この割り方だとアルコール度数は4%程度なので、そのあたりもあっさりという感想に影響しているかもしれません。
専用グラスで氷をしっかり敷き詰めることができれば、炭酸水120mlに対して40mlのビアボールぐらいになるように、専用グラスのおすすめ目盛りはなっているようです。(自分が作ったときは氷を縦に積んだので隙間が多く、目盛りどおりに注ぐと、炭酸水140mlにビアボール45mlぐらいになりました。比率はだいたい合ってます。)
これはビールというよりかは、ビアボールという飲み物だと捉えた方が美味しく飲めると思います。
(普段からビールを飲むあるビバの感想です。)
炭酸水割り(1:1)
サントリーさんおすすめの一つとして紹介しているガツンとビアボール(濃いめ)をいただきます。
これぐらい濃いといい意味でビールとも違った印象になります。味は基本的に美味しいので、濃くなっても美味しいです。
というか、個人的には濃い方が美味しいです。
アルコール度数が8%程度なので、その点でも一般のビールと差別化できると思います。
気になる点としてはちょっと炭酸が弱くも感じます。
先に炭酸水を注ぐのでどうしても炭酸が抜けやすいです。氷を面取り(リンス)するなど作り方を気をつけた方がより美味しく飲めるかもしれません。
ビアボールの作り方の場合だと、冷たい水で氷を洗うか、しばらく常温に置いておくとかの方法で面取りすることになるので少し面倒ではありますね。
炭酸水割り(1:7)
専用グラスの目盛りでほんのりとなっている1:7をいただきましょう。
これは新感覚ですね!
「うっすいビールじゃん!」みたいな味ではなく、薄めのビアボールという感じです。
(うまく言えなくてすみません。意外に美味しくてびっくりしています。)
味の濃淡で言うとノンアルコールビールの方が濃いのですが、ノンアルはどこか味に厚みが無いように感じてしまいます。それに比べて薄めのビアボールは味のバランスが取れています。
やはり少量でもアルコールが入っているからでしょうか。
アルコールをある程度の量、楽しく飲める人は飲む機会は少ないかもしれませんが、アルコールは少ししか飲めないけどノンアルではイヤっていう人は新しい選択肢になると思います。
炭酸水割りを飲んでみた感想
サントリーさんおすすめの比率1:3で作るとアルコール度数は4%です。
この度数で350ml作るとなるとビアボール87.5mlに炭酸水262.5mlが必要です。
ビアボールは767円÷334ml×87.5ml=約201円、炭酸水は90円÷500ml×262.5ml=約47円となり、合わせて248円となることから、「ビールのが安いやんけ!」となります笑
それでいて、あくまで個人的にはですが、いわゆるビールを飲んだ方が満足感が高いです。
そういった点からも、ビアボールは新商品のビールとしてではなく、ビアボールというハイボールでも翠ジンソーダでもない新しい炭酸系アルコール飲料として捉えるのがいいのかなと思います。
個人的には、ビールに近い飲み物として単に炭酸水で割って家飲みするのは価格を含め満足感が低いです。(ビール飲んだらいいやんってなってしまうので。)
そこでビールの原液(ビールリキュール)として捉えておうちカクテルを楽しむのが、あるビバとしてはこの商品を楽しみ尽くせるかなと思いましたので、いろいろやってみます!
もっと楽しめる飲み方5選
ストレート
いきなりカクテルじゃなくてすみません。
けど、冷やしてストレートでも美味しいんです。
香りはビールを凝縮したような香りで、良い香りがします。少し焙煎感というか、そういうものを感じます。
熟した果物のような甘みも感じられます。ビールと同じくツマミの幅は広く選べそうですが、唐揚げとかよりは、燻製や煮卵などが合いそうです。
アルコールや味が強いと感じる人は少しだけ炭酸水を加えてください。好みにはよりますが、ほんとにちょい足しでOKです。
もう少し炭酸感が欲しいなという方も炭酸水ちょい足しをおすすめします。
サントリーさんの公式では氷を入れてロックスタイルもおすすめのひとつとして紹介されていますので、サントリーさんとしてもビアボールそのままの味を試して欲しいと思っているのかも…!
ジンジャーエール割り
シャンディガフ(ビール + ジンジャーエール)をヒントに作ってみました。
割合はビアボール1にジンジャーエール2で、アルコール度数は5.3%程度です。
ビール感のしっかりあるシャンディガフで美味しい。
ビールの苦味やコクを感じつつ、ジンジャーエールの甘味や辛味もしっかり味わえる。
ビールとジンジャーエールでシャンディガフを作って飲んでみましたが、やはり味が軽いです。(それがこのカクテルの良いところでもあるのですが。)
ウイスキーのジンジャーエール割りとも全く違った味になっていますので、このスタイルであれば、飲食店でも普段ビールを好んで飲む人からオーダーしてもらえるんじゃないかなと思うんですが、材料の価格的に厳しいとかあるのですかね。
私は、もちろん価格にもよりますが、メニューにあったら注文したいなと思います。
トニックウォーター割り
ジンジャーエールを試したらトニックウォーターも試さないわけにはいかない!ということで作ってみました。
割合はビアボール1にトニックウォーター2で、アルコール度数は5.3%程度です。
ビールの苦味とトニックウォーターの苦味が合わさって、少し独特な味わいになっています。
けれども、トニックウォーターの風味と甘みがいいアクセントになっていて、苦味は強いけどもフルーティさを感じる仕上がりになっています。
1:2だと少しトニックウォーターが強いかなとも感じたので、1:1(アルコール度数8%程度)にしたところアルコール感は少し強くなりましたが、味のバランスは良くなったと思うので、お酒が得意な方はこのバランスもおすすめです。
コーラ割り
みんな大好きコーラ!
カクテルでもコーラはさまざまなお酒の割り材として愛用されていますので、ここは試しておきます。
こちらも1:2で試してみます。
コーラの甘味がかなり抑えられた印象で、ビアボールの苦味もあってかコーラの香草的な風味が引き立っています。
食中酒としても美味しく飲めそうなので、スパイスの効いた肉料理などと合わせると相性がいいかもしれません。
ホッピー割り
ホッピーというのは、焼酎などを割って飲むビール風味の炭酸飲料です。
ホッピー自体にも0.8%のアルコールが含まれています。
ビアボールをホッピーで割ったらどうなるのかと気になってしまったので試してみます!
当たり前ですが味が濃いですね〜。
ホッピーと焼酎で美味しいバランスなのでホッピーとビール(ビアボール)だと濃い味になります。それでいて、アルコール感がきついとかはないので美味しいです。
1:2でも美味しかったのですが、ちょっと濃かったので少し薄めて1:3でも美味しかったです。
いつもとは違うホッピーを飲んでみたい方は試してみてください。
まとめ
いろいろと試してみましたが、気になるものはありましたか?
個人的にはジンジャーエール割りとストレートがお気に入りでした。
サントリーさんの広告を拝見すると、ビアボールはビールを普段飲まない人へアプローチする商品なのかなと思います。
そういう意味では飲食店を中心に広がっていく商品なのかもしれません。
逆に言うと普段からビールを飲む人にとっては、炭酸水で割るだけではちょっと物足りなく感じるかもしれません。
けど、ビールを飲む人こそ気になっちゃったりすると思うんですよね〜、私もそうだったので笑
そういう意味では、1瓶で7〜8杯ぐらい作れるので口に合わなかったらどうしようと購入を迷っている方もいらっしゃるかもしれませんが、いろいろと楽しめますので、ビアボール、一度試してみてはいかがですか。