どうも、あるビバです!
薄いグラスいいですよね。
口当たりもいいですし、お酒も美味しく飲めるので、私もグラスを買うときは薄さを気にしがちです。
けど、ジョッキで飲むビールとかハイボールってテンション上がりません?
そこで!
テンションだけじゃなく機能的な面でもジョッキに優位性がないのか考えてみました。
そしたらひとつ思いついたんです。
ジョッキってグラスとして体積が大きいから蓄冷効果も大きいのではと。
ということで、この記事ではジョッキの蓄冷効果についてご紹介します。
実験方法
実験方法は簡単で、冷凍室でキンキンに冷やした薄いグラスとジョッキに冷蔵庫で冷やした水を同量注ぎ、時間経過による温度変化を確認します。
実験開始
見るからにキンキンに冷えてますね!
両方とも満タンで350mlほどの容量です。
そこに冷蔵庫で冷やしておいた水を200ml注ぎ、温度を測っていきます。
開始直後
薄いグラス9.7℃
ジョッキ7.0℃
いきなりかなりの差ですね。少し温度が高めなのは水を野菜室で冷やしていたからかもしれません。
5分後
薄いグラス11.4℃
ジョッキ6.5℃
なんとジョッキの方は0.5℃冷えました!
見た目には薄いグラスの方が表面に水滴がついて冷たそうに見えるのが面白い。
10分後
薄いグラス12.7℃
ジョッキ8.1℃
ジョッキも温度が上がりましたね。それでも開始直後の薄いグラスより冷たいです。
20分後
薄いグラス14.9℃
ジョッキ11.2℃
見た目にはほとんど変化がないですが、温度はじわじわ上がっています。
薄いグラスの方はもうぬるいって感じの温度になってきましたね。
30分後
薄いグラス16.7℃
ジョッキ13.7℃
最後に少しずつ飲んでみました。
薄いグラスの方はもう冷たいとは言えずぬるい感じになっていました。
ジョッキの方はぎりぎり冷たさを感じられました。飲み頃の温度とは言えませんが、「ぬるっ!」とはならない冷たさです。
まとめ
薄いグラスは7.0℃上昇(9.7℃→16.7℃)
ジョッキは6.7℃上昇(7.0℃→13.7℃)
最終温度はジョッキの方が3.0℃低かったですが、上昇温度で比較すると0.3℃と、そこまで顕著な差ではありませんでした。
そこで、もしかしたら撮影等してる間に条件に差が出てしまったのかと思い、薄いグラスとジョッキを冷凍庫でキンキンに冷やし、順番に冷凍庫から出して、水を注いでから1分後の温度を測定しました。(ひとつずつ実験したということです。)
そうしたところ、薄いグラスは9.5℃、ジョッキは7.1℃でした。
これってすごくないですか?
ほぼ注いだ瞬間から温度差が発生しているんです。
さらに気になったので、常温の薄いグラスに実験と同じ冷えた水を注ぎ、1分後に温度を測定したところ14℃でした。
グラスの温度がここまで飲み物に影響しているとは思いませんでした。
経験的には感じていましたが、数字で見るとあらためて実感します。
もちろん冷たくして飲むものでも種類ごとに適温がありますし、個人の好みもあります。
冷たければ冷たいほど良いと言いたいわけではありません。
ただ、常温のグラスに冷たい飲み物を注ぐのは考えものだなと、経験が確信に変わりました。
みなさまもおうちカクテルされる際の参考にしてください。
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