どうも、あるビバです!
ハイボール美味しいですよね。晩酌でも毎日のように1杯はハイボールを飲んでいます。
居酒屋では「とりあえず生(ビール)派」ですが、甘めのチューハイと食事を合わせるのが苦手で、2杯目はハイボールを頼むことが多いです。
今ではほとんどの居酒屋にハイボールがメニューとして並ぶようになり、その人気ぶりが伺えます。
ところで、こんな経験はありませんか?
ハイボールを飲んでいたらいつもの杯数なのにすごく酔ってしまった…
ハイボールはウイスキーをボトルから注ぎ、そこに炭酸水を注いで作ります。
ですので、アルコール度数はウイスキーと炭酸水のバランス次第です。
ビールはアルコール度数が5%程度でサーバーから注がれるので、お店や作る(注ぐ)人によってアルコール度数が変わるというのはあり得ません。
最近ではハイボール人気からサーバータイプで提供する居酒屋さんもありますが、アサヒさんのブラックニッカハイボールの樽詰め(サーバーで使用する)はアルコール9%となっています。(出典アサヒビールHP)
ストロングと呼ばれるチューハイと同じアルコール度数ですね!(居酒屋のハイボール1杯の実量は150ml〜200mlでしょうから2杯で1缶ぐらいですね。)
ウイスキーをボトルから注いで炭酸水で作る場合、お店によってハイボールの濃さは違うので、同じように飲んでいても酔い方は違いますし、炭酸の影響で多少濃くてもスイスイ飲めてしまいます。酔っていればなおさらです。
そこで本記事では、ハイボールのアルコール濃度とちょっと気になる原価のお話しをさせていただこうと思います。
おうちでハイボールを作るときにも役立つと思いますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
ハイボールのアルコール度数
ウイスキーと炭酸水の比率による度数の違い
ウイスキー(40%) | 炭酸水 | アルコール度数 |
---|---|---|
1 | 2 | 13.3% |
1 | 3 | 10% |
1 | 4 | 8% |
1 | 5 | 6.7% |
1 | 6 | 5.7% |
アルコール度数は、次の計算式で求めることができます。
(お酒の量 × アルコール度数)÷(お酒の量 + 割り材の量)= アルコール度数
上の表の1:4に当てはめ、ウイスキー30ml・炭酸水120mlで計算すると、次のようになります。
(ウイスキー30ml × 40%)÷(ウイスキー30ml + 炭酸水120ml)= 8%
ジョッキに入ったらこれぐらい
先ほど計算した総量150mlのハイボールを居酒屋でよく見かけるジョッキに注ぐとどれぐらいになるか見てみましょう。
まず、ジョッキを用意します。写真じゃ大きさが分かりづらいと思うので、私が手で持った感じと高さを記入しておきました。
ここに氷を入れます。お店によって氷の量もまちまちですが、ここではグラス満杯の一歩手前ぐらいとして写真ぐらい入れました。
そして、先ほどの分量でハイボールを作ると…
これぐらいになります!
お店で出るっぽい感じになったと思いませんか!?
あるビバの普段飲みハイボールの度数
ちなみにですが、私は写真の組み合わせ(ホワイトホースとウィルキンソンタンサン)を普段飲みのハイボールとして愛飲しており、レシピは冷凍庫保管のウイスキー45mlに炭酸水250ml(1缶)です。
アルコール度数は6.1%です。一般的なハイボールに比べると薄めな方になると思いますが、甘くないチューハイの感覚で飲んでいるので私にはちょうどいいです。
アルコール度数が8%を超える割合で作るハイボールは、ウイスキーの味がしっかりするので、ゆっくり飲みたいときやよりウイスキーを味わって飲みたいときに作ることが多いですね。
ハイボールの原価
ここでの原価とは、お店で提供される原価というよりは、おうちカクテルの原価として計算しています。
また、あるビバは居酒屋など飲食店が大好きです。原価の話しをすることで飲食店さんを批判する意図は全くございませんので、そこはご承知おきください。
1200円ぐらいのウイスキーの場合
1200円ぐらいまでで手に入るウイスキーとしては、ジムビーム・ティーチャーズ(セレクトorハイランドクリーム)・バランタインファイネスト・ハイニッカと選択肢はけっこうあると思います。
ウイスキーは同じ銘柄でも販売店によって価格も全然違うので、特定の銘柄というよりかは1200円ぐらいであれば何種類かは選択肢があるだろうという感じで1200円としました。
それでは次の設定でハイボール1杯の原価を計算してみましょう。
- ウイスキー(1200円 700ml)※アルコール度数は40%とします
- 炭酸水(80円 500ml)
- ハイボール1杯にウイスキー30mlと炭酸水120mlを使用
ウイスキー30mlで51.4円と、炭酸水120mlで19.2円となるので、1杯あたり約71円ですね。
出来上がりで150ml(8%)なので、350ml缶に換算すると、約165円になります。
800円ぐらいのウイスキーの場合
800円ぐらいまでで手に入るウイスキーと言えば、ブラックニッカクリアブレンドなどがありますね。
クリアブレンドはどこでも手に入りますし、価格はだいたい800円を切っていると思いますので、これを参考にハイボール1杯の原価を計算してみましょう。
ちなみにクリアブレンドはアルコール度数37%です。
- ウイスキー(800円 700ml)※アルコール度数は37%とします
- 炭酸水(80円 500ml)
- ハイボール1杯にウイスキー30mlと炭酸水120mlを使用
ウイスキー30mlで34.3円と、炭酸水120mlで19.2円となるので、1杯あたり約54円ですね。
出来上がりで150ml(7.4%)なので、350ml缶に換算すると、約125円になります。
あるビバの普段飲みハイボールの原価
先ほど紹介したあるビバの普段飲みハイボールの原価も計算してみましょう。
- ウイスキー(900円 700ml)※アルコール度数は40%とします
- 炭酸水(45円 250ml)
- ハイボール1杯にウイスキー45mlと炭酸水250mlを使用
ウイスキー45mlで57.9円と、炭酸水250mlで45円となるので、1杯あたり約103円ですね。
出来上がりで295ml(6.1%)なので、350ml缶に換算すると、約122円になります。
ちなみにですが、ホワイトホースが900円というのはある程度安く販売してくれているお店でないと見かけない価格だと思います。
もし、あるビバのハイボールを参考にするということであればホワイトホースが安い店を探すよりも、1200円ぐらいまでで気に入るウイスキーを探した方がコスパも満足感も高いと思います。
おすすめのウイスキーはこちらを参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
意外とハイボールってアルコール度数高くないですか?
もし、居酒屋でハイボールに飲まれてしまったという経験がある方は、家でハイボールを作って飲んでみたり、市販の缶ハイボールを飲んでみたりして、アルコール度数とハイボールの味の濃さを比べておくといいかもしれません。
また、ハイボールって意外と安いと思いませんか?
おうちで晩酌する前提にはなってしまいますが、糖類が入った缶チューハイを飲むよりかはハイボールの方がカロリーも低く健康には良いと思います。(そもそも酒を飲むこと自体が…ってのは無しで!笑)
これを機におうちカクテルをハイボールから始めてみようかなと思った方は、ハイボールはビルドと呼ばれる作り方で作りますので、ビルドの記事も見ていってくださいね。美味しいハイボールが作れますよ!