どうも、あるビバです!
普段の家飲みでハイボール飲んでますか?
私は家飲みする日は、ほぼほぼ少なくとも1杯はハイボールをいただきます。
そこで気になるのはウイスキーの美味しさもさることながらやっぱり価格ですよね。
今回1200円以下という厳しめの設定でウイスキーをチョイスして私が実際にテイスティングしたレビューをご紹介します。
ハイボールの作り方はもちろん氷も自家製の透明な氷を使ったこだわりのハイボールを飲む私が、それぞれがどんな味のウイスキー(ハイボール)なのかできるだけ端的にレビューしました。
みなさんのご参考になれば幸いです。
どうして1200円以下なの?
1200円以下というのはかなり厳しい基準でして本当は1500円以下ぐらいにすればかなりの銘柄が対象に含まれます。
それでも1200円以下にこだわるのは、ハイボールを作った際のコストに注目しているからです。
1200円のウイスキーで350ml(8%)のハイボールを作ると約165円となります。
1500円のウイスキーで350ml(8%)のハイボールを作ると約195円になります。
どれぐらいのアルコール度数で作るか(ウイスキーをどれぐらい入れるか)でコストは変わってきますが、195円ってビールと同じ価格帯ですよね。
個人的にはこれは気軽に飲める価格ではないなと感じるので1200円以下で自分が気に入るウイスキーを見つけたいし、みなさんにもご紹介したいなと思いました。
スコッチウイスキーのおすすめ
ジョニーウォーカー レッドラベル
重厚でスモーキーな味わいのウイスキーです。
ハイボールにしてもそのイメージは崩れません。
後半にほんのり甘みも感じられるようになり、甘みが全体をまとめてくれて美味しいです。
手軽に試せるスコッチウイスキーの王道を探している人にもおすすめです!
バランタイン ファイネスト
花のニュアンスを感じるような甘い風味のウイスキーです。
スモーキーな感じも抑えめです。
ハイボールにすると甘酸っぱくフローラルでフルーティな仕上がりになります。
ほのかに感じるスモーキーさが味を締めてくれバランスも良いです。
スモーキーさが抑えめでフルーティなので国内大手メーカーのウイスキーを好んで飲んでいる人は試してみてはいかがでしょうか。
ホワイトホース ファインオールド
個人的には酸味が少し強く感じますが、木の風味・スモーキー・ほのかな甘み・酸味と全てを味わえるバランスの良いスコッチウイスキーです。
ハイボールにしてもバランスが良く、酸味のおかげでキレも良いです。
初めてのスコッチをどれにするか悩まれている人におすすめしたい1本です。
カティサーク オリジナル
スモーキーさはあるものの軽やかな酸が印象的でライトなウイスキーです。
ハイボールにするとより軽やかな酸が際立ち、とても飲みやすい口当たりながらスモーキーな味わいも楽しめます。
お酒はライトで軽やかなものが好きな人に試して欲しいスコッチです。
グランツ トリプルウッド
樽の渋みとスモーキーさがあり重厚ながら香ばしい甘みもあるバランスの良いスコッチウイスキーです。
ハイボールにしてもバランスは崩れず、樽っぽさが飲みごたえを演出し後半の甘みが余韻を与えてくれます。
飲みごたえがあるウイスキーが好きで、どちらかというと甘い方が好きという人におすすめです。
ティーチャーズ ハイランドクリーム
同価格帯の中では頭ひとつ抜き出てピートを感じます。
(ピートについての解説は下のおすすめ記事内にあります。)
ハイボールにしてもピートはしっかり残るので好きな人には価格も含めたまらないと思います。
ピートってどんな風味か知りたいという人も試しやすい1本です。
ジャパーニーズウイスキーのおすすめ
ブラックニッカ クリア
すっきりと甘くクリアなウイスキーです。
クリアなウイスキーでスモーキーさも無いのでハイボールにして杯を重ねても飲み疲れしません。
とても安価なウイスキーでもあるので何杯もハイボールを飲む人には特におすすめです。
ハイニッカ
スモーキーさを感じさせながらマイルドかつ甘みも控えめなウイスキーです。
ハイボールにしても適度なスモーキーさで、飲み飽きないちょうど良さです。
あまり見かけないボトルかもしれませんがコスパ良くておすすめです。
トリス クラシック
少し独特な甘さを持つウイスキーです。
ハイボールにするとアルコールの刺激がやわらいで甘めのハイボールとして楽しめます。
できるだけ安価に甘いウイスキーが飲みたい人におすすめです。
トリス エクストラ
アルコール感からくるガツンとした飲みごたえが特徴のウイスキーです。
ハイボール用にブレンド(開発)されたウイスキーと言われており、ハイボールで飲んでもガツンとした飲みごたえでドライな印象です。
ドライでキレのある飲み口なのでどんなつまみとも相性が良さそうです。食中酒としてハイボールを飲みたい人に特におすすめです。
アメリカン・カナディアンウイスキーのおすすめ
カナディアンクラブ
チョコレートや焦がしたキャラメルを思わせるような甘いウイスキーです。
木や樽を思わせる風味は穏やかでハイボールにしても甘い風味を楽しめます。
実はスーパーなどでも置いてあることが多いのですが認知度は低いんじゃないかと思っています。
甘く飲みやすいウイスキーが好きな方にはぜひ一度試して欲しいです。
ジムビーム
バーボンの特徴であるとうもろこしなどの穀物の甘さとオーク樽に由来するバニラ香がしっかり味わえます。
ハイボールにすると樽の風味がより前に出てきます。
バーボンはとても特徴のあるウイスキーですので、まだ試したことがない人はこのジムビームを一度手に取ってもらいたいですね。
まとめ
1200円以下でもこれだけのウイスキーを楽しむことができます。
しかもありがたいことにどれも価格に対して十分なパフォーマンスを発揮してくれていると思います。
5大ウイスキーにはもうひとつアイリッシュウイスキーがあるのですが、残念ながらアイリッシュウイスキーは1200円以下で購入できる銘柄を見つけることができませんでした。
ネットや店頭を含めて、1200円以下で普段から購入できることが確認できたものをご紹介していますが、必ず1200円以下で購入できることを保証するものではありません。ご理解よろしくお願いします。
ウイスキーとひとくちに言っても生産された国や製造工程の違いで味わいにはだいぶ差があります。
ものすごく大雑把かつ私の主観で味わいの特徴を大別すると…
- スコッチウイスキー … ピートによるスモーキーな味わい
- アメリカンウイスキー(バーボン)… とうもろこしを軸とした穀物の甘みとバニラ香の味わい
- カナディアンウイスキー … ライトで比較的クセの少ない味わい
- アイリッシュウイスキー … 豊かな香りながら軽やかですっきりとした味わい
- ジャパニーズウイスキー … スコッチの流れをくむものの独自の発展をし、味わいの幅も広い
といったイメージです。もちろん個々のボトルを見ればこの表現にはハマらないものもたくさんあると思います。
けれどもピートを用いるかどうかはウイスキーの味わいや飲む人の印象に大きく影響を与えていると思います。
5大ウイスキーではスコッチはもちろん、アイリッシュやジャパニーズにもスモーキーなウイスキーがあります。
アメリカンウイスキーとカナディアンウイスキーにはスモーキーな銘柄はほぼ無いと言っていいでしょう。
スモーキーという点に注目してウイスキーを選ぶと好みのウイスキーが早く見つかるかもしれません。
また、スモーキーなウイスキーは慣れてから美味しく感じるようになったという話しも聞きますので、チャレンジしたい人はスモーキーでも抑えめと評価されるものから選んでみると良いと思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさんのお気に入り安旨ウイスキーが見つかるヒントになれば幸いです。