1200円以下アメリカン・カナディアンウイスキーのおすすめレビュー【ハイボール】

どうも、あるビバです!

みなさんウイスキーと言えばどの国のものが真っ先に思いつきますか?

やはりジャパニーズウイスキーや世界でいちばん生産されているスコッチウイスキーでしょうか。

実はほかの5大ウイスキーにも安くて美味しいウイスキーがあるんです。

今回はアメリカン・カナディアンウイスキーから1200円以下で買えるものを実際に飲み比べてレビューします。

と言いつつ1200円以下となると各ウイスキーから1銘柄ずつしか選択肢がありませんでした。

それぞれのウイスキーがどんな人におすすめかもご紹介しますので、レビューを読んでいただけると参考になると思います!

5大ウイスキーとは?

ウイスキーの生産が多く品質も高い生産国を指しており、スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本で作られるウイスキー(スコッチウイスキー・アイリッシュウイスキー・アメリカンウイスキー・カナディアンウイスキー・ジャパニーズウイスキー)のことを言います。

目次

カナディアンクラブ

日本で見かけるカナディアンウイスキーというとほとんどカナディアンクラブです。

特にいちばんスタンダードなこの白いラベルのカナディアンクラブはよく見かけます。

カナディアンウイスキーは一般的に5大ウイスキーの中で最も軽く穏やかな飲み口と言われていますが、このカナディアンクラブはいかがでしょうか。

テイスティングはどのウイスキーも、ストレート→少し加水→ハイボール(1:4)で行います。

チョコレートや焦がしたキャラメルのような甘い香りがします。

サントリー角の香りがハツミツや純粋な砂糖のようなサラッとした甘みとすると、カナディアンクラブはもっと煮詰めたり焦がしたりしたような甘さのイメージです。

ストレートでいただいても甘い印象ですね。

木の風味もありますが、飲み口の甘い印象でそこまで強くは感じません。

終わりはさすがにすこしアルコール感がありますが、個人的にはストレートでも十分いただけます。

加水しても印象は大きくは変わりませんね。甘いです。

ハイボールにするとアルコール感が薄れ後味まで甘い印象が残ります

すごい個人的な感覚なんですけど、サントリーのウイスキーってどこか日本っぽい味だなと思うんです。(国内メーカーだからという先入観かもしれませんが。)

それに対してカナディアンクラブは、同じ甘めのウイスキーとしてもどこか焦げやカカオのような雰囲気を感じて、そこが洋酒っぽいなと思うんです。

ウイスキーは洋酒なんで変なこと言ってるのは承知してるんですが、言葉のあやというか雰囲気として受け取ってください。

この価格帯で甘いウイスキーとしてはかなり推せるボトルです。

こんな人におすすめ!
  • 甘いウイスキーが好き
  • 個性的なウイスキーより穏やかなウイスキーが飲みたい
  • 角などとは違った甘さのウイスキーを探している

ジムビーム

アメリカンウイスキーからはジムビームにエントリーしてもらいました。

アメリカンウイスキーは原料や製法、生産地などにより種類分けが多く存在します。

アメリカンウイスキーとしてよく耳にするのは、バーボンウイスキー・テネシーウイスキー・ライウイスキーあたりでしょうか。

特にバーボンはアメリカンウイスキーの代表的な種類と呼んでもいいぐらいで、バーボンがウイスキーの種類であることをご存知の方も多いと思います。

このジムビームもバーボンウイスキーです。

バーボンウイスキーの原料はトウモロコシがメインとなっており、さらに内側を焦がしたアメリカンオーク樽の新樽を使用して熟成するので、穀物由来の甘みとオーク樽に由来するバニラなどの風味が強いのが特徴です。

それでは早速テイスティングしていきましょう。

とうもろこしなどの穀物の甘い香りをぎゅっと濃縮したような香りがします。

それとオーク樽に由来する木の甘い香りもします。(バニラ香と表現されるものですね。)

口に含むと味というよりはオーク樽やとうもろこしの香りが口いっぱいに広がります

味という点では香りが強いので相対的に少し薄く感じるかもしれませんが、バーボンというウイスキーを知るには十分かつ美味しいです。

加水した方が香りと味が馴染んでバランスが良くなり美味しいですね。

ハイボールにすると新樽の木の香りと味わいが前面に出てきましたね。

好みによっては木の香りがキツイと感じる人もいるかもしれません。

その場合はもう少し薄めにハイボールにすると美味しく飲めると思います。

ウイスキーは産地・原料・製法によって味わいが大きく違いますが、特にバーボンは特徴が分かりやすく他のウイスキーと性格が大きく異なります。

そういった点で好みが大きく分かれるところかもしれませんが、ジムビームはボトル1本の価格も安価ですし、居酒屋などでもハイボールとして置いてあることが多いので、バーボン入門としてのお試しにおすすめの銘柄です。

こんな人におすすめ!
  • スモーキーなウイスキーは苦手だが角などの甘さもそんなに好きじゃない
  • 風味(味わい)がはっきりした力強いウイスキーを飲んでみたい
  • 手軽に試せるバーボンウイスキーを探している

まとめ

スクロールできます
銘柄味わいおすすめしたい人
カナディアンクラブ甘く穏やかで軽い飲み口・甘いウイスキーが好き
・個性的なウイスキーより穏やかなウイスキーが飲みたい
・角などとは違った甘さのウイスキーを探している
ジムビームとうもろこしとオーク樽を由来とする甘さや木の香りが特徴的・スモーキーなウイスキーは苦手だが角などの甘さもそんなに好きじゃない
・風味(味わい)がはっきりした力強いウイスキーを飲んでみたい
・手軽に試せるバーボンウイスキーを探している

いかがだったでしょうか。

今回はそれぞれの種類から1本ずつのご紹介なので、特におすすめの1本などは取り上げませんが、どちらのボトルもカナディアンウイスキー・バーボンウイスキーを知るきっかけとして価格・味ともにおすすめできます。

いつも同じ銘柄を飲んでいらっしゃるなら本記事を参考に新しい1本を手に取ってみてはいかがでしょうか。

新しいお気に入りが見つかるきっかけになるかもしれませんよ。

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