【検証】冷蔵庫の氷でカクテルを作るとマズイ？

どうも、あるビバです！

前回の検証で、冷蔵庫の製氷室で作った氷と透明な氷の溶け具合の差を調べましたが、今回は味への影響を調査します！

前回の検証が気になる方はこちらをチェック

今回は冷蔵庫氷と自家製透明氷を使って実際にカクテルを作り、飲み比べしていきます。

と思っている方はぜひ最後まで読んでくださいね。

検証方法

検証開始

カクテルレシピ

ジン・コアントローは常温、レモンジュースは冷蔵庫保管のものを使用してホワイトレディを作ります。

自家製透明氷で作成

材料をシェイカーへ注ぎ、自家製透明氷を入れます。

氷の分量は164gです。

普段どおりにシェイクします。

完成！

それでは味見を…

うん、いつもの味ですね笑

と言っても何も伝わらないのでまじめにレビューします。

ジンの香りとアルコール感にコアントローの甘い香り、それをレモンの酸味と爽やかな香りがまとめてくれています。

私は決してシェイクが上手なわけではないですが、古くから愛されるこのレシピは素晴らしく、まとまりのあるカクテルに仕上がっています。

冷蔵庫氷で作成

材料をシェイカーへ注ぎ、冷蔵庫氷を入れます。

氷の分量は161gです。
見た目では先ほどより多く見えますが、重さは同じぐらいです。

冷蔵庫氷は透明な氷より軽いのかもしれません。これは、普段扱っているときの感覚とも一致します。

普段どおりにシェイクします。

完成！

それでは味見を…

ん？味が薄い？

いや、薄いというよりピントがボケている感じがしますね。

レモンの爽やかな香りもジンの香りやアルコール感もコアントローの甘美な香りも感じ取りにくいです。

もやがかかったような味の印象です。

飲み進めると分かってきました。

水道水の味が他の味の手前にきてしまってフィルターになってしまっています。
それでピントがボケたようなシャープさに欠ける味わいになってしまったようです。

まとめ

今回の検証いかがだったでしょう？

念の為断っておきますが、冷蔵庫の氷で作ったカクテルが飲めないほどマズイというわけではないです。

ただ、カクテルというのは材料それぞれの味わいの調和を楽しんだり、ときに絶妙に打ち消しあって新しい味わいをもたらしたりと、混ぜ合わせるからこその楽しさや難しさがあります。

それなのに味わいがぼやけてしまう要因を含めてしまうのは、やはり個人的にはもったいないと思います。

透明な氷を用意するのは手間やコストのかかることですが、難しい技術が必要なことではありませんので、普段、冷蔵庫の氷でカクテルを作っている方は、これを機に透明な氷でのおうちカクテルを始めてみてはいかがでしょうか。